数学の言語化

たとえば「Xの134.5%は、どうして100分の134.5×Xになるのだろう」という問い。これを考えようとすると、まず「%とは何か」にぶつかり、「%とは、基準の数値を1とすると、その1は100%に…」となる。例えば、Xを100%とすると、Xから2倍のものは200%になると。二等分すると50%になるね。 そう考えてみると、1パーセントは「Xを100等分したもの」であるから、mに対するcmといえばよいのだろうか。 基準を1mに対して、cmを基本単位としてみると、1mは100㎝で、基本の1mより34cm高いものは134cmだ。Xは1m+34cmであり、1.34mであり、134cmである。つまり、いつもより34%大きいものは、1m+34㎝、つまり1+34%。1+34%というのは、1m34cmのことだから、134cmつまり134%。おお、すごいな。 次に考えたいのが、「2006年と比較たときの2007年度の増加率は34,5%である」という問い。「増加率が34.5%」って何ぞや?と思って考えてみた。まず、AからBにかけての増加率の調べ方は「(B÷A)ー1」である。という答えを前提に考えてみよう。これを分数に変えて考えてみると、分母が「基準の数」つまりA、分子は「BからAにかけてどれくらい増えたか」であるからB-Aであるため。基準の数にくらべてどれだけ増えたのか、が増加率の求め方。これを「昨日にくらべて今日はどれくらい元気が出たのか」と言い換えてみると、昨日より20%力が出たら昨日より元気120%、昨日と変わらなければ元気100%。20%やる気がでなくなったら元気80%なのである。これは、我ながらすごくわかりやすい例えだと思う。つまり増加率が34.5%というのは、134.5%なのである。

Togy magy

未来を夢見てあしたを迷走する都木マキのブログ。ひらがなとサブカルチャーが好きです。

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