good will hunting
グッドウィルハンティングを観ました。心に傷を負ったウィルと、ショーン。ウィルもショーンも同じ生まれで、
ハーバードの男を言い負かすことに快楽を得ている。愛着障害。自分の出自を彼女に話せないウィル。「君は悪くないんだ」「君のせいじゃない」「本のことを並べ立てるけれど、君は礼拝堂のにおいを感じたことはあるか」「本で読んだことはすべて書いてあるけど、それで君は俺の人生を踏みにじっているんだ」「目を見て、愛してるって言って。もっと早く会えたらよかったのに」「パーフェクトな女だ」「パーフェクトな自分を壊したくないんじゃないか。妻はおならをする女だった」「脈絡のない話でいいんだ」「男の脈絡のないはなしに下ネタを返す素敵な女性」「何年もかかった構造式を一瞬で理解できるウィルに対して、会いたかったといった」「心が震えるような瞬間はあるか、家族とはべつの、心を震わせられるような友人はいるか」黙って相手の言葉で語り始めるのを待つ。本の引用をするけれど、君と話がしたい。喧嘩をすると、時間切れ。
「本がいっぱいあるんだな」「全部読んだよ」「もっと面白いものがあるよ」「そうなんだろうな」ショーンは自分にとって十分なものをわかっていたし、自分にとって必要なものもわかっていた。
わたしの友人はどこにいて、家族はどこにあって、恋人はどこにいるんだろう。恋人は家族で、安らげるところがいい。身内話をききたかったわけじゃない。それを求めて会う人は恋人じゃない。それでもすべてをわかりあえると、次に進める。
愛着障害があるという。体に傷があって「最悪だね」「経験がある?」「あるよ。お酒を飲むと殴るんだ。指輪をしている日は要注意。家族にいかないように、自分がわざと追いかけていた。」
白鳥のシーン。「セラピスト癒しの場所か?」
本を読むことは悪いことじゃない。相手を打ち負かすことも
自分で話したいことがあるんだろう?それがあるから書くんじゃないのか?誰かに話すんじゃなくて、自分のことを自分で吐き出したいんじゃないの?自分の過去と向き合うために。それが特別なのか、売れるのかは別にして。とにかく忘れてしまいそうな心の中を表現したいんじゃないの?記憶が持たず、ハードディスクの中に自分がある。やりたいことを書き残す。文章を書くというのは、そういうことだ。向き合うことによって自分が慰められる気がしたのだ。
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